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もっと野菜が好きになる 干し野菜で健康生活

干し野菜のつくり方(実践編)

香味野菜は便利な薬味・ダシとして重宝

風味が凝縮される「干しにんにく」

1. 皮をむいて、スライスします。

2. 水分を拭き取り、半日から2日程度しっかり乾燥させます。

3. 冷蔵庫で保存し、1週間~10日を目安に使いきって下さい。

カラダぽかぽかの素「干ししょうが」

1. 水でしょうがの表面を濡らし、スプーンで皮をそいでいきます。全ての皮をそいだらスライスします。

2. 水分を拭き取り、半日から2日程度しっかり乾燥させます。

3. 冷蔵庫で保存し、1週間~10日を目安に使いきって下さい。乾燥が少ないとカビが生えることがあるので注意しましょう。

固めに仕上がりますので、しょうが湯やお料理のだしとして使うのがおすすめです。

便利な薬味はドライがおすすめ!「三つ葉・細ネギ・パセリ」

洗って十分に水分を切り、カットしたら冷蔵庫の野菜室でないところにラップをかけずに干しておきます。カラカラになったら出来上がりです。お味噌汁や料理の仕上げにサッと使える便利な干し野菜です。

主役の干し野菜をつくろう

香り豊かな干しきのこ

きのこは食物繊維、ビタミンB類、ビタミンD、ミネラルなどの栄養素を豊富に含んだ低カロリー食品。中でもしいたけは天日に干すことでエルゴステロールという成分がビタミンDに変化します。

【干し方】 石づきを取り除いて手でほぐし、2時間~半日ほど天日で干します。クシャッとシワがよったら完成の目安。急ぐ場合は小分けにしてから干すと早く乾燥します。
【保存・賞味期限】 冷蔵庫保存で5日以内

実もの・葉もの・根菜類

基本的に天日に半日程度干せば完成ですが、好みの乾燥具合をみて取り込みましょう。野菜は適度に裏返してください。
ただし、乾燥しすぎて硬くなると美味しくなくなります。カラカラの状態ではなく半乾燥状態を目指しましょう。取り込んだら冷蔵庫保存し、5日以内に食べきるようにしましょう。

【トマト】甘みがぐ~っと増す野菜
種を取り除いて皮付きのまま干します。まずはプチトマトがおすすめ。コロンとかわいいドライトマトに仕上がりますよ。

【蕪】初体験の食感!
皮がシワシワしてきたころが食べごろ。葉は広げて2~3時間干します。

【れんこん】白いのはでんぷん
表面に白いものが現れたら食べごろ。カットの仕方を変えることで違った食感が得られます。

【キャベツ】冷蔵庫の主(ぬし)を干す
「使い切れなくてどうしよう」と思ったキャベツは、1枚ずつはがして干してみましょう。風に飛ばされやすいのでご注意を。

【にんじん】少し黒くなっても大丈夫
左は金時にんじん。右は普通のにんじんです。少し黒くなってきますが、これぐらいは問題ありません。

【大根】厚めの輪切りはステーキに
手前は分厚く切ったもの。奥は薄くスライスして干したものです。スライスした大根をカラカラに干せば、乾物の「切干大根」ができあがります。

【なす】たっぷり食べるために干す
皮にシワがよって、さらに写真のように黒い種が見えてきたら食べごろです。なすに限りませんが、干し野菜は干すことでかさが減るため、野菜をたくさん食べることができるのです。

【セロリ】葉っぱの部分も干し野菜に
すじをとってからカットして干しましょう。葉っぱも美味しくいただけます。干すことで嫌われがちなセロリ独特の苦味も和らぎます。

【パプリカ】彩りを添える干し野菜
種の部分は取り除いてから、カットして干します。表面が乾いてきたり、端っこがめくれてきたら食べごろです。

自分でつくる干し芋は格別の味

干し芋は古くから日本人になじみのある保存食。食物繊維が豊富で便秘解消に役立ちます。干し野菜をつくるついでに、干し芋づくりにチャレンジしてみませんか?

1. さつまいもの皮をむいて、厚さを1?pに切り、水にさらします。
2. (1)を蒸し器に入れて蒸し上げ、ザルに広げて干して乾燥させます。
3. 夜は冷蔵庫に入れるようにして2~3日で乾燥します。

コーンスターチか片栗粉を表面に振っておくと傷みにくくなります。空気を出来るだけ入れないようにナイロン袋に入れて、冷蔵庫で保存します。1カ月を目安に食べきります。
固くなったら、オーブントースターで軽く焼いてください。

もっと野菜が好きになる 干し野菜で健康生活

※上記掲載の情報は、取材当時のものです。以降に内容が変更される場合がございますので、予めご了承ください。

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