リンパマッサージでむくみ解消!すっきりボディ
リンパマッサージ(2)
健康とくらし
2012年01月05日掲載
カラダの「三角地帯」を刺激するリンパマッサージ
足の付け根のラインを下に向かって軽くさすります。
そけい部には、リンパ節がある他、内部には動脈・静脈・神経が流れているので、この部のマッサージは非常に効果的です。
鎖骨周辺のリンパの流れを良くするためには、鎖骨の内側に軽く指を入れてマッサージします。鎖骨の内側に指が入らない場合は、鎖骨に手をあてたまま腕を回す運動をしてみましょう。肩周辺の関節の動きもスムーズになれば、リンパの流れはいっそう良くなります。
耳の下くらいの位置から、鎖骨にむかって軽くさすります。
あごのマッサージは、あごの真ん中から耳の方向に向かって、軽くさすります。
※力を入れすぎると気分が悪くなってしまうことがあるので注意しましょう。
カラダ全体の「流れ」をうながす:ゆがみリセット法
ここまでリンパの流れを改善する方法をご紹介してきましたが、実は、体のゆがみもリンパの流れを悪くする原因になります。最後に、自宅で簡単にゆがみのチェックとリセットができる方法をご紹介します。
松本先生考案「4の字ゆがみリセット法」
このリセット法は、1回2セットで行います。回数は1日に2回までにしてください。
(1)まずはカラダをチェック
チェックA:顔の方向を決める
正座をして、両手を頭の後ろに回し、上半身を左右交互にひねります。左右どちらに「ひねりにくいか」を確認します。
チェックB:立てる足を決める
両ひざを立ててあお向けに寝転がり、ひざをゆっくりと左右に倒します。左右どちらに「倒しにくいか」を確認します。
チェックC:足先の方向を決める
両足を揃えてあお向けになり、両足を揃えたまま左右に振ります。左右どちらに「振りにくいか」を確認します。
(2)顔を横に向ける
あお向けになり、「チェックA」で確認した、体を「ひねりにくい」方向に顔を向けます。
(3)ひざを立て、手をあげる
「チェックB」で確認した、「倒しにくい」方向のひざを曲げます。反対の足は伸ばしたままにして「4の字」を作ります。
顔の向きと、曲げている足の向きが逆の場合は、顔が向いているほうの手を上にあげてください。同じ方向であれば手をあげる必要はありません。
(4)足の位置を決める
「チェックC」で確認した、両足を「振りにくい」方向に伸ばしている足を持って行きます。
曲げている足は伸ばした足の下に入れましょう。
(5)ひざをあげ、ストンとおろす
曲げたほうの足のひざを、体の内側に向けて起こします。 息を吸いながら、起こした足の力を抜き、ひざを床に落としましょう。床に足が当たるショックで、骨盤や骨の歪みが改善されます。
リンパマッサージでむくみ解消!すっきりボディ
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