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転ばぬ先の杖 ドクター金城監修 予防医学でイキイキ長生き!

血管若返りの秘訣

メタボリックシンドロームが進むと、血管が硬くなる「動脈硬化」のリスクが高くなります。
そして、動脈硬化が進行すると、日本人の三大死因である心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や、脳血管疾患(脳梗塞、脳出血など)を引き起こす危険性が高まります。
健康診断などで、自分の血圧や血管年齢を知ることも大切ですが、「血管を若々しく保つ方法」を知って動脈硬化を予防することが一番です。

ドクター金城の解説動画

カラダの老化は血管の老化から

あなたの血管は老化していませんか?動脈硬化は知らない間に進行しています。たとえ血圧が正常であっても、動脈硬化やストレスなどが原因で血管が詰まってしまうと、細胞に酸素と栄養素が届かず、干からびた状態になってしまいます。次のような症状はありませんか?
血管が詰まると…
・皮膚⇒乾燥肌やシワの原因に
・肩 ⇒肩こりに
・頭皮⇒抜け毛の原因に

そして、心臓や脳の血管が詰まると、命にかかわることになってしまいます。
私たちの体は、約50兆個もの細胞から作られており、一つひとつの細胞が元気だと、体全体が元気になります。大切な細胞に酸素や栄養素を運ぶ血管を、いつまでも若々しく保つことは、健康にとってとても大切なことなのです。

動脈硬化を予防する血管若返りの秘訣

血管が老化する原因は、活性酸素による動脈硬化(=血管の錆び)と運動不足です。血管の老化を予防して、若返りを図るための3つのポイントをご紹介します。

1.1日1食の伝統的な日本食

1日1食は、具沢山の味噌汁に魚と野菜を中心とした一汁三菜の日本食にするように心がけましょう。

2.「錆び止め」のビタミンC、ビタミンE、βカロテンなどの摂取

ビタミンCビタミンEβカロテンは活性酸素の働きを抑え、血管の錆を予防する働きを持っています。食事から摂るのが基本ですが、不足を品質のいいサプリメントで補うこともおすすめです。

3.血管ストレッチ

血管は「縦に伸ばすと軟らかくなる」という性質を持っています。
1日1回、簡単なストレッチをしてみましょう。ストレッチで血管が軟らかくなって、血流が良くなると、血管の壁から「プロスタサイクリン」という血液をサラサラにする成分が放出されます。

動画でドクター金城と一緒に血管ストレッチを実践!

<血管ストレッチ>
①両足を肩幅に開いてください。
②両手をしっかり「パー」に開いたまま、万歳の要領で、上に上げます。顔は正面を向いて、踵は床についたまま。呼吸はゆっくり、止めないようにしましょう。
③力を抜いてリラックスします。
これを3回繰り返してください。約1分です。

<慣れてきて余裕がある方向け>
万歳した両手を組んで、そのままゆっくり、横にストレッチしてください。
ラベルをきれいに、はがすように、筋肉を、ゆっくりゆっくり伸ばすようなイメージで、決して速く動かさないことが、ポイントです。
1回15秒で、右と左で2回ずつすると約1分です。

お腹や背中、足や腕の筋肉が伸びているのが分かりますか?血液の流れが良くなって、身体が温かくなってきましたか?
筋肉が伸びると血管も一緒に伸びます。また、筋肉と同じように、血管もストレッチをすることで柔らかくなります。こんな簡単な体操で、血管が若返って、血液もサラサラになるのです。あなたの生活にも、血管ストレッチ体操をぜひ取り入れてみませんか。

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※上記掲載の情報は、取材当時のものです。以降に内容が変更される場合がございますので、予めご了承ください。

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