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頭皮マッサージで脳ストレスを解消!

セルフ頭皮マッサージをやってみよう

セルフ頭皮マッサージをやってみよう

シャンプーの時、頭を洗うのと同時に、マッサージをするのがおすすめです。3分程度で終わるマッサージですから、シャンプーのたびにマッサージを続けてみましょう。指は必ず地肌をとらえるように、髪の下にもぐりこませてください。回数や強度はあくまでも自分で気持ちいいと感じる程度が目安です。

頭皮マッサージでやってはいけないこと

頭皮マッサージを始めるまえに、注意すべきことを知っておきましょう。

×強く押しすぎない

頭の筋肉は非常に薄いため、強く押しすぎると神経を痛める場合があります。神経を痛めるとさらに頭痛が悪化しますから、要注意。力が弱いと最初は刺激を感じにくいかもしれませんが、血流が戻ってほぐれていくうちに心地よい刺激に変わります。

×爪を立てない

爪を立てると頭皮が傷つきますから、爪が当たらないように指の腹で行います。

×髪の毛に摩擦を与えない

ジョリジョリと音を立てるようなやり方でマッサージすると、髪が傷んでしまいます。髪の毛に摩擦を起こさないように気をつけましょう。

1.頭の横をマッサージ

頭の横をマッサージ

①親指以外の指4本を使います。指4本をそれぞれの耳の上のあたりにおき、頭皮を引き上げます。このとき、耳や目じりが持ち上がるようなイメージで、上に向かって押すようにします。

②今押したところより、やや少し上を押し、同じように頭のハチ(頭の一番出っ張っている部分)のあたりまで4~5カ所を引き上げます。これを最低3回繰り返します。リフトアップの効果もあります。

2.頭の前~後ろにかけてマッサージ

頭の前~後ろにかけてマッサージ

①親指以外の両手の指4本を頭の生え際におきます。目頭のラインに小指を、ハチのラインに人差し指を、他の2本は等間隔になるようにおいて、頭皮を押します。このときの押し方は、両手を寄せるように、中心に向かって押すようにします。

②今押したところより、少し上を同じように中心に向かって押しながら引き締めます。前から後ろ(襟足)まで10~15カ所を、最低3回繰り返します。

3.頭頂部を軽く叩く

頭頂部を軽く叩く

手のひらをパーにして人差し指で、頭のてっぺんにあるツボ(百会:ひゃくえ)を中心に頭全体を軽く叩きます。30~60秒程度、気持ちよさを感じながら行います。ストレス解消に効果的です。

4.首のこりをほぐす

首の後ろの太い筋肉の外側

首の髪の生え際、2本の太い筋肉のやや外側にあるツボ(天柱:てんちゅう)に親指を置き、両手を組んで首を締め付けるように、親指で首を押します。

5.後頭部をもみほぐす

後頭部をもみほぐす

すべての指を使って、後頭部の地肌をとらえ、頭皮を動かすようにマッサージします。後頭部全体の地肌を動かすようなイメージで行います。

効果別!頭のツボ

頭痛、眼精疲労、不眠に効くツボをご紹介します。セルフ頭皮マッサージの後、気になる症状があればそのツボも押してみましょう。
ツボを押すときは、中指を使い、ゆっくりと気持ちいいと感じる程度まで、1カ所を5~10秒ずつ2セット押します。ツボを探しているときに、ツンとした刺激を感じる場所があれば、それがツボに入ったということ。ゆっくりとていねいに探してみましょう。

頭痛に
頭痛に
角孫(かくそん)

耳の上の生え際あたりにあります。耳を折りたたんだとき、耳の一番上があたるところです。頭痛のほか、目・耳・歯の疾患、抜け毛に効果があります。

率谷(そっこく)

角孫から指2本分上にあります。二日酔いや食欲不振、自律神経やホルモンバランスを整えるのにも効果的です。

眼精疲労に
眼精疲労に
目窓(もくそう)

瞳の真上のラインで、髪の生え際から指2本分上。めまいや頭痛にも効果があります。

太陽(たいよう)

眉じりと目じりの中間から少し外側、こめかみの少し内側にある、くぼみ。別名「眼医者殺し」と言われるツボで、目の疲れや充血、老眼などにも効果的です。

不眠に
不眠に
安眠(あんみん)

耳たぶの後ろにある骨の下側、約2cmのところ。名前の通り、安眠に導くツボです。

風池(ふうち)

首の髪の生え際、太い2本の筋肉の外側。天柱のツボのさらに1cmくらい外側にあります。頭痛や肩こり、風邪の初期症状にも効果的です。

※上記掲載の情報は、取材当時のものです。以降に内容が変更される場合がございますので、予めご了承ください。

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