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部屋もココロもスッキリする超片付け術

実践編 片付けのコツ

空間・収納スペース別片付けのコツ

さまざまな目的を持ち、モノが溢れがちな生活スペースを快適に過ごせる空間にするためには、片付けの鉄則があります。

  • 用途の似たアイテムはひとまとめに収納し、探す手間を省く
  • 収納スペースに見合ったモノの量を見定める
  • 中身が見えて出し入れがしやすいように、モノを重ねて収納しない
  • モノを収納する場所(=モノの住所)を決める

これらを踏まえたうえで、特にモノが多くなってしまう空間別の収納方法をご紹介します。
部屋もココロもスッキリして、新年を迎えましょう!

キッチン

お鍋や調味料など、収納するモノが多いスペースです。料理する際に必要なモノだけを置いて、清潔かつスッキリ、快適に料理ができるようなスペース作りを心がけましょう。

<キッチンの片付けのコツ>

・シンク下に小さな網棚を設置すると、調理器具を重ねずに収納でき、出し入れしやすい(写真1)
・お鍋やフライパンなどの重いモノはシンク下など低い位置にある棚に立てて収納
・吊り戸棚にはなるべく軽いモノを入れる
・100円ショップなどで購入できる取っ手つきの収納ボックスを活用。取っ手部分にラベルを貼り、収納されているモノを書いておく

棚にもいろいろありますが、基本は目線の高さかつ出し入れしやすい位置に使用頻度の高いモノを収納しましょう。雑誌はかさばるモノなので、必要な記事のみスキャニングし、デジタル化して保存するのも有効です。

<棚の片付けのコツ>

・収納場所を決め、ラベリングをする(写真1)
・細かいモノは収納ボックスへ(写真2)
・バスケットなどの収納ボックスを活用し、用途の似たモノをまとめておく
・収納ボックスの色を統一すると、よりオシャレな印象に
・本は背表紙が見えるように収納する
・フリーペーパーなど背表紙のないモノは封筒にまとめて入れ、ラベルを付けてから立てて収納(写真3)
・本棚は使用頻度の高いモノを取り出しやすい真ん中に、低いモノは上や下の位置に本を収納

たんす や クローゼット

季節ごとに必要なモノが異なり、たくさんの服であふれ返りがちなたんすやクローゼット。夏服・冬服と分ける以外にも、服のたたみ方などにコツがあります。

<たんす、クローゼットの片付けのコツ>

・服は丸めてたたむことで、ぐちゃぐちゃになりにくい(写真1)
・クローゼットの場合は収納ケースを使うなどすると、よりスッキリとした見栄えに(写真2)
・流行遅れなど明らかに着ない服は思い切って処分!
・靴下や下着など小物類を収納する引き出しに仕切りを入れると取り出しやすい

オフィス

職場は仕事をする上での“機能性”を重視するスペースです。一人一人に与えられるスペースも限られているので、なるべくスッキリとさせたいところ。

“アクティブ”=現在使っているモノ (筆記用具や名刺、今使っている資料など)
“スタンバイ”=出番待ちのモノ (本や過去の資料など)

上記のように考えて整理整頓をしていきましょう。

<オフィスの片付けのコツ>

・机の周りや一番手前にある引き出しなど、すぐに手が届くところに“アクティブ”なモノを収納
・机の一番下にある深い引き出しなどに “スタンバイ”のモノを入れる
・一人一人のスペースが限られるので、共用のモノは収納場所を決め1カ所にまとめる
・頻繁に使う共有のモノは、オフィスのどこになにがあるのか“収納マップ”を作成し共有する
・共有物を持ち出す際に誰が持っていったのか把握できるようにしておく

その“モノ”は本当に“必要”ですか?

モノが増え過ぎてしまうと、収納スペースが確保できなくなり、部屋は散らかるばかりです。
快適に暮らすためには、モノを増やさない努力も必要です。

モノを増やさないために…

・ノベルティやコンビニのお箸など、無料でも必要のないモノはもらわない
・大きなスーツケースなど使用頻度の低いモノは、レンタルサービスを活用する
・買い物に行く前にストックを確認する
・代用や兼用など、工夫をしてモノを使う
・手元にあるモノをなるべく長く使えるようメンテナンスをする
・買うべきか悩んだ時はいったんその場を離れ、冷静に考える

これらのことを心がけて、部屋もココロもスッキリのシンプルライフを手に入れましょう。

部屋もココロもスッキリする超片付け術

※上記掲載の情報は、取材当時のものです。以降に内容が変更される場合がございますので、予めご了承ください。

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