カラダにおいしい 健康レシピ
季節のフルーツジャム
健康レシピ
2010年10月14日掲載
調理時間:各20~30分
ペクチンは水溶性の食物繊維で、りんごや柑橘類に含まれる成分です。便通をよくし、便秘解消に効果が期待できます。柚子などの柑橘類の皮には、ビタミンPが含まれ、皮ごとジャムにすることで効果が得られます。ビタミンPは、コラーゲンの結合に必要なビタミンCのはたらきを強化するため、美肌づくりには欠かせない栄養素です。
【材料】
《キウイジャム》
ペクチン:7g
キウイ(果肉):300g
グラニュー糖:120g
レモン汁:小さじ1
水:50cc
《パイナップルジャム》
ペクチン:7g
パイナップル(果肉):400g
グラニュー糖:160g
水:50cc
《柚子ジャム》
柚子:5個分
水:500cc
グラニュー糖:200g
はちみつ:大さじ2
ペクチン:10g
《りんごジャム》
りんご(紅玉):3個(450g)
グラニュー糖:170g
レモン:輪切り2枚
シナモン:少々
ブランデー:小さじ2
ペクチン:3g
【作り方】
《キウイジャム》
- ペクチンは砂糖一つまみと一緒に水で溶いておきます。
- キウイは皮をむいて4つ割りにして白い芯を軽く取ります。グラニュー糖を振り入れてしばらく置いた後、鍋に入れて火にかけます。
- 中火で果肉を木べらで潰しながら12分煮ます。少し煮詰まったら(1)のペクチンを加え、さらに5分程煮ます。
- 仕上がる直前にレモン汁を振り入れて風味を出します。
《パイナップルジャム》
- ペクチンは砂糖一つまみと一緒に水で溶いておきます。
- パイナップルは1cm位の角切りにし、グラニュー糖を振り、しばらく置いて水分がなくなったら、鍋に入れて中火で果肉を潰しながら15分煮ます。
- (1)のペクチンを加え、4~5分煮ます。
《柚子ジャム》
- 柚子は皮をむいて細切りにし、水で軽く揉み洗いし、3~4度水をかえながらアクを取り、水分をふき取っておきます。
- 果肉を絞って水を合わせておきます。種はお茶のパックなどに入れておきます。
- 鍋に(2)の果汁と種、グラニュー糖、はちみつを加えて中火にかけます。しばらく煮たらペクチンを振り入れて煮詰めます。
《りんごジャム》
- りんごは皮付きのままイチョウ切りにし、鍋に入れてグラニュー糖とレモンをのせてしばらくおきます。
- 水分が出てきたら中火にかけます。りんごが柔らかくなったら(少し形が残るくらい)、ペクチンを振り入れて5分程煮、シナモン少々とブランデーを加えて仕上げます。
ワンポイントアドバイス
ペクチンは、水分の多い果物の時には直接加えることができ、水分があまり出ない時には、水と合わせて使います。
柚子の種にはペクチンが含まれているので、一緒に炊くことでトロミがつきます。
保存方法/冷蔵保存
保存期間/3カ月~半年
※砂糖を多めに入れると日持ちし、甘さを抑えるとあまり日持ちしません。
保存容器/保存瓶は一度煮沸して殺菌したものを使用するか、除菌スプレー(食品用)できれいにして拭いてから使用するようにしましょう。
※上記掲載の情報は、取材当時のものです。以降に内容が変更される場合がございますので、予めご了承ください。