免疫力アップ!不調改善!お灸の効果がすごい
How to お灸
健康とくらし
2015年03月05日掲載
お灸の選び方、道具、よくある質問をご紹介します。
お灸をはじめよう!
準備するもの
お灸、ライターなど火をつけるもの、使用済みのお灸を入れる灰皿。
お灸にはさまざまな種類がありますが、初心者には、せんねん灸などの台座にシールがついた商品が便利です。
お灸の選び方
さまざまなタイプが発売されているお灸。商品によってはその熱さもさまざまです。お灸がまったくの初めてという場合は、熱さのやわらかいものから試してみましょう。また肌の弱い人は、台座のシール部分が負担になることもありますから、台座が和紙のものを選ぶとよいでしょう。
お灸初心者に…
はじめてのお灸moxa
50個入り通常価格900円
せんねん灸の火を使うお灸では熱さが最もやわらかいタイプ。
「くだもの」「はな」「緑茶」「香木」の4種類があり、もぐさの香りに それぞれの香りがプラスされ、もぐさの匂いが苦手な人にもおすすめです。台座シールは和紙。4つの香りがセットになったタイプもあります。(各25個入り通常価格1800円)
レインボー 20点入り通常価格500円
2番目に熱さがやわらかいタイプ。台座シールは和紙なので肌への負担も軽減されています。
せんねん灸オフ ソフトきゅう・竹生島 20点入り通常価格400円
せんねん灸の商品でもっともベーシックなオフシリーズの一つ。
シリーズのなかでも熱さは最もやわらかめ。
お灸の煙も匂いも気になる方に…
せんねん灸の奇跡
レギュラー12点入り通常価格500円
もぐさを炭化することで、煙も匂いもでませんが、お灸の効果はそのままです。熱さはソフトきゅう・竹生島よりも、やや強くなります。
火を使わないお灸
太陽2個入り通常価格200円
世界3枚入り通常価格550円
よもぎ成分を含んだもぐさシートと発熱剤によって、温熱効果が3時間続きます。火を使わないので煙も匂いもなく、つけたまま外出することもできます。
点灸
もぐさを米粒くらいの大きさにひねり、皮膚に直接置いて、線香で火をつけるお灸です。
棒灸
もぐさを紙で巻いて棒状にしたものです。火をつけて皮膚に近づけたり、専用の器具を使って近づけて、その輻射熱で温めます。中国ではこの方法が主流です。
箱灸
木や竹で作った箱に網をのせ、その上でもぐさを燃やすお灸です。広い面を暖めることができます。
お灸に関するQ&A
Q. お灸はいつやるのがいいですか?
A. 夜寝る前がおすすめです。お灸の前後に入浴すると、全身の血行がよくなりすぎてお灸の効果が薄れる場合があります。ただし朝起きてもスイッチが入りづらい人は、朝にすることで、1日をシャキッとスタートさせることができます。
Q. お灸は毎日やっていいのでしょうか?
A. お灸はぜひ毎日やっていただきたいです。毎日やっていると、同じ箇所なのに熱く感じる日と、あまり熱く感じない日がでてくると思います。その変化は体調によるもので、熱さを感じにくいのは、体の元気がないから。毎日続けることでそういった小さな変化に敏感になっていきます。自分の体調に耳を傾けながら、お灸を楽しんでいただきたいです。
Q. お灸の熱がとても熱く我慢していたら、水ぶくれができたのですが…。
A. お灸が熱すぎると感じたら、我慢せずにすぐにやめましょう。我慢すると体が緊張し、お灸の効果が薄れてしまいます。また、お灸の痕に、小さな水ぶくれができることがありますが、掻いてつぶすとばい菌が入ることもありますから、お灸の痕はなるべく掻いたりこすったりしないようにしましょう。
Q. お灸をやりすぎると、副作用がありますか?
A. お灸は温まって気持ちがいいので、ついやりすぎてしまうことがあるかもしれませんが、お灸はやさしい刺激なので、1日30分程度なら基本的には心配する必要はありません。やりすぎるとだるさや熱っぽさ、頭痛を感じるかもしれませんが、1~2日程度でおさまります。ただし、熱があるときや、炎症のある部位にするのはやめましょう。
免疫力アップ!不調改善!お灸の効果がすごい
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