これなら続けられる!ストレスにならないランニング継続術
ランニングの始め方
エクササイズ
2013年06月06日掲載
ストレスにならないランニングの始め方
普段ほとんど運動をしていない人が、急に運動を始めてもそこに“面白味”や“楽しさ”がないと、なかなか続かないものです。特に淡々と走るだけのランニングは「ツライ」「疲れる」「長距離なんて走れない」と三日坊主になってしまいがち。
そこでまずは、スロージョギングから始めてみましょう。
スロージョギングとは時速4~5km以下で走るジョギングのこと。時速4~5kmというと、一般的な歩行速度と同じくらいですから、初心者の人でも気軽に始めることができるはずです。おしゃべりしながら、笑顔を保てる程度のスピードで走ってみましょう。
でも「歩くの同じぐらいのスピードで走るなら、ウォーキングと同じでは?」と感じるかもしれません。ところが、スロージョギングのカロリー消費はウォーキングの約2倍。しかも非常にゆっくりと走るので、比較的楽に長い距離を走ることができるうえ、“長い距離を走れた”という達成感がありますから、続けるモチベーションも生まれてくるのです。
まずは週3回、1日15~30分を目標に始めてみましょう。疲れたら休むことも大切なポイントです。
ランニング初心者の心得
- その1 - おしゃべりできる程度のゆるやかなスピードで
- その2 - 目標は1日15~30分を週3回
- その3 - 無理をせず疲れたら休む!
さて、実際にランニングを始めてみると、走る時間を生み出すことの難しさを感じるかもしれません。
走るのは1日24時間のうちのほんの30分程度なのですが、日常生活の中の何か削らないと、30分という時間はなかなか生み出せないものです。
走る時間を作らなければ!”と難しく考えるよりも、自分の生活の中でランニングに変えられる行動をピックアップしてみましょう。たとえば買い物なら、自転車で行っていたところを、ランニングに変えてみる。通勤時間の1駅分だけランニングに変えてみる、などです。
また走ることに、別の楽しみを加えるのもおすすめです。普段はあまり足を運ばないような街を走って、気になるお店を見つけるのも、探検気分で楽しいですし、ピクニック感覚で少し遠い公園までランニングして、帰りはのんびり歩いて帰るなどもいいでしょう。自分なりに続けられそうな“楽しみ”をみつけて、気楽にランニングを続けてください。
こうやってスロージョギングを続けていると、次第に長距離を走ることも苦ではなくなってくるはずです。これまで使われていなかった筋肉が鍛えられ、どんどん楽に走れるようになるからです。自然と走行時間も延びてきて、走ることを「楽しい」と感じたり、「もっと走りたい」と感じるようにもなってくるでしょう。
そうなってきたら、少しスピードを速めてみたり、走行時間を延ばしていきましょう。大事なのは無理をしないことです。ひざなどの関節に痛みを感じたら休みをとったり、ペースを落としたりすることも大切です。
これなら続けられる!ストレスにならないランニング継続術
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